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学校文化 「教師と子ども」「学校の歴史と伝統」「地域の風土と人々」によって育まれる、学校独特の雰囲気や校風が、学校文化です。学校文化を、学校の持つよさとして引き出し、生かしていくことが特色ある学校づくりにつながると考えます。 学校文化の再生 学校文化を生かし特色ある学校づくりを進めるには、学校と子どもや地域の人々との強い結びつきが欠かせません。しかし、今、核家族化や近所づきあいの希薄化等により、かつて日本の暮らしのどこにでもあった人と人とを結ぶ温かい人間関係は失われつつあります。 この機にもう一度、学校・子ども・地域との間をつなぐ温かな人間関係の大切さに目を向け、学校が保護者や地域住民とともに手を携えて確かな学校文化をつくりあげながら、みんなで子どもを育てていこうというのが学校文化の再生です。 学校には、自分の良さを発揮して伸び伸びと成長しようとする子どもと、子ども一人ひとりの伸びようとする芽を敏感にとらえ、その輝きを引き出そうとする教師がいます。地域には、温かな目で子どもを見守る保護者と、様々な側面から学校を支援してくれるたくさんの応援団がいます。こうした人々と共に、学校が核となり、特色ある学校づくりを進めるための地域ぐるみの教育システムを構築する中で、「学び続ける子・命を大切にする子・たくましく生きる子」を育てていきます。 |
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